デリケートゾーン ニオイ

30代になった方のアソコの悩みについて

10代などは当然そうですが、30代頃からも女性の体質はだんだん変質していくものです。その内には「体臭」の変質、特にデリケートゾーンの臭いの変質があります。

 

30代頃から女性ホルモンが活き活きしてくる

通常、30代頃から女性ホルモン活き活きしてきます。ですから、婦人科類の器官の代謝も活発化していきます。そして、これが主な誘因となって「デリケートゾーンの臭い」も強くなっていきます。

 

余談ですが、女性はこの30代の頃におりものが一番多く出るそうです。デリケートゾーンの臭いが強くなるというのも納得できますよね。

 

ベースとなるケアは?

まずは、デリケートゾーンを綺麗にするという、全ての土台となるケアをしましょう。デリケートゾーンはややこしい構造をしており、蒸れに見舞われやすく異臭を纏いやすい箇所ですから、十全に気を付けましょう。

 

あえて強調するまでも無く1年中そうですが、6月〜9月頃の蒸れやすく暑い季節はことさら留意してください。入浴の最中等に、きちんとデリケートゾーンを洗浄する習慣を身に付けましょう。

 

デリケートゾーンを綺麗にしておかないと、その他のケアも功を奏しません!

 

 

洗浄の手立てとおりものシート等の材料をチェック!

陰部は繊細で傷みやすい箇所です。ですから慎重に洗浄したり、おりものシートを用いたりする必要性があります。

 

「じゃあ、とにかく安いおりものシートを……」と思うかもしれませんが、値段よりも素材に気を配るようにして下さい。

 

化学繊維のおりものシートは、皮膚への負担になる可能性が高いです。理想としては、1年中そのような素材は避けるべきですが、それが無理でも、せめて先ほどの6月〜9月辺りは避けるようにして下さい。

 

 

そして、デリケートゾーンの洗浄についてです。
まず、ハイパワー過ぎる石鹸を用いると、
膣の中の細菌達の釣り合いが崩壊する恐れがあります。皮膚や膣の中への負担が小さい、そこまでパワーが強くない石鹸を用いるように心がけましょう。

 

異臭を消去したいからといって、力を込めて洗浄してしまうと、皮膚が傷んで余計に異臭が悪化してしまう恐れがあります。繊細なデリケートゾーンに関しては当然ですが、他の部位の肌に関しても同じ事が言えます。

 

デリケートゾーンが臭う性病の種類

女性が罹る性病は、重大なことになる場合もありますし、感染経路次第ではパートナーにも迷惑をかけるものもあります。

 

もちろん性病に罹った本人も苦しいのは当然で、予防が第一ですが、罹ったら、徹底的に治療しなければなりません。ここでデリケートゾーンの臭いで分かる性病のいくつかについて説明します。

 

性病に罹ると発する異臭の種類

性病は何種類もあり、それぞれに固有の異臭がありますが、たとえば生魚が腐ったような臭いもありますし、夏の暑い気温で蒸れたゴミ捨て場のような臭いもあります。

 

さらにはブルーチーズなどが腐った時などに出る嫌な臭いなどもあります。

 

膣カンジダ症

性病に罹るとそれを知らせるために自覚症状が現れますが、臭いはそのひとつです。膣カンジダ症はもともと膣内に棲みついている真菌ですが、異常に増殖する性病です。

 

ただし、多くの場合、臭いは出なく、痒みや白っぽいおりもの、あるいはセックスの時を含める痛みなどが警告サインになります。

 

細菌性膣炎

膣カンジダ症から細菌性膣炎になることがあり、そうするときつい異臭が出ます。炎症ですから痛みも併発しますから、臭いと痛みが警告サインになります。

 

淋菌感染症

淋菌感染症の症状は、通常は、おりものの量が増え、色も緑黄色になり、膿が出て痒くなります。膣や子宮が炎症を起こすので、かなり強い臭いが出ることがあります。

 

クラミジア感染症と膣トリコモナス症

クラミジア感染症は不妊症につながりますが、おりものや痛み、生理以外の出血に加えておりものの臭いがきつくなります。

 

膣トリコモナス症は膣が痒い、痛い以外に褐色のおりものが強烈な悪臭を出します。

 

デリケートゾーンが臭うのは多くの場合は不潔や蒸れが原因ですが、なかには以上のような性病が原因ということがありますから、おかしいと思ったらすぐに婦人科で診察を受けるようにしましょう。
マンコ臭い対策

 

 

デリケートゾーンとすそワキガ|遺伝する?

「すそわきが」に陥ると、デリケートゾーンが強い異臭を纏ってしまいます。
そして困った事に、このすそわきがは、
ほぼ遺伝的要素だけで陥るか否かが決まってしまいます。

 

すそわきがの詳細

デリケートゾーンには、無数の常在菌が住み着いています。
ですから全く無臭という事はないですし、ちょっとしたきっかけで悪臭が強くなりやすいです。

 

ただ、その悪臭が必ずしも、すそわきがに該当するというわけではありませんし、
すそわきがの場合の臭いの強さは、大抵の方の想像を超えているはずです。

 

すそわきがの酷い悪臭の誘因は?

すそわきがの酷い悪臭の誘因の大部分は、アポクリン腺から流れ出る汗です。
つまり「汚くしがち」ですとか「身体の調子が悪い」などの、
デリケートゾーンの臭いが酷い時に思い浮かびがちな誘因は、
どれもほぼ該当しないのです。

 

そして、デリケートゾーンの辺りのアポクリン腺が多ければ多いほど、
すそわきがに襲われやすいという事になります。
また、すそわきがを根っ子の部分から解消したいのであれば、
オペによってアポクリン腺を取ってしまう以外の手立てはありません。

 

ちなみに、アポクリン腺から発汗される汗の成分のほとんどを
アンモニアという悪臭のする成分が占めています。
さらに、タンパク質、鉄、脂質なども構成物の仲間であり、
これらも少なからず悪臭を生み出しています。

 

 

すそわきがの本質的な誘因は「遺伝」

すそわきがの誘因の大半がアポクリン腺であるというのは既に述べた通りです。
そして、すそわきがの「本質的」な誘因は遺伝であると言えます。
なぜなら、アポクリン腺の特徴(分布の仕方、大きさ、数等)が遺伝しやすいからです。

 

ちなみに、アポクリン腺が集中している箇所としては、
乳輪、肛門、耳、そして脇やデリケートゾーン等があります。
どこも悪臭の悩みに見舞われやすい箇所ですよね。

 

遺伝に関する詳細

「遺伝って言われてもピンと来ない」という方も多いと思いますので、補足させていただきます。

 

アポクリン腺の特徴は、残念ながら遺伝の中の「優勢遺伝」をします。
(優性遺伝=両親のいずれか一方でもその症状になっていると、
それが遺伝しやすいという事)

 

数字でいえば、両親のいずれか一方がわきがに見舞われているのであれば10件中5件、
両方とも見舞われているのであれば、実に10件中8件という割合(概算)で、
わきがが子供に遺伝すると言われています。

 

すそわきがに関しては、その特性上データが少ないため、
なかなか割合が導き出しにくいようですが、
同じアポクリン腺が関わっている症状ですから、
おおよそ同等のパーセンテージになると見られています。

 

 

遺伝が誘因だけれど、打つ手はある

遺伝が誘因だからといって諦めず、生活習慣の安定化に努めてみましょう。
バランス良く食事を摂る、しっかり寝る、よく身体を動かす、
お酒を飲み過ぎない、タバコを吸わない、

 

これらの事に取り組んでいれば、仮にすそわきがが発症してしまったとしても、
悪臭をある程度軽減できるはずです。

 

すそわきがにおける手術

すそわきがの誘因の大半は、アポクリン汗腺という名称の汗腺に見出せます。
そして、根源的にすそわきがを治療する手立ては
「オペによるアポクリン汗腺の切除」以外に存在しません。

 

すそわきがの治療オペ

すそわきがの誘因のほとんどは、アポクリン汗腺から発汗される汗にあります。
しかし実際のところ、汗そのものにはそれほど悪臭は無いと言われています。
汗と皮脂がミックスされて、これを皮膚に住む常駐菌が分解する過程で、
ようやく悪臭が発生しているのです。

 

「じゃあ、常駐菌と皮脂をブロックすれば良いのでは?」と感じるかもしれませんが、
人体の性質上、それは無理まずです。
やはりオペでアポクリン汗腺を切除するしかありません。

 

 

アポクリン汗腺の切除オペ

まず、わきがの「アポクリン汗腺の切除オペ(以下:切除オペ)」は、
それほど難度の高いオペでは無いと言われています。
実際、大抵は1回の切除オペで完全に治るそうです。

 

しかしすそわきがについては、1回の切除オペで完全に治るようなケースはほぼ皆無だとか。
ですから「悪くはないが、そこまで有効とは言い難い」というのが、
すそわきがの切除オペの大方の評価のようです。

 

では、すそわきがの切除オペの難度を高くしている誘因は何なのでしょうか。
それは主に「デリケートゾーンのその近隣のアポクリン汗腺が、
ややこしく分布しているから」です。

 

簡単に言えば「ぐちゃぐちゃしていて、行いにくいから」ですね。
実際、すそわきがの切除オペは、医療機関でもあまり成されていないようです。

 

 

一応「剪除法」というオペがある

「わきがの切除オペの難度は高くない」と言いましたが、
それは、脇のアポクリン汗腺の分布がかなりシンプルだからです。
そして、すそわきがの切除オペの難度が高い誘因は既に述べた通りです。

 

そこで、別種の手立てとして「剪除(せんじょ)法」が用いられるパターンが稀にあります。
剪定法では、肌を切開して、アポクリン汗腺の個所に絞って、ハサミ等を用いて切除を行います。

 

先ほどの切除オペよりも「手術痕」が残りにくいので、
わきが治療においても、この剪除法が採用される事があります。
保険が適用されるので、それほどコストは掛かりません。

 

しかし、すそわきがにおいては剪除法は保険の適用が成されない決まりになっているので、
かなりコストが掛かる事になってしまいます。

 

 

電気凝固法など

また、一応「吸引法」というオペで、アポクリン汗腺を除去する事が叶います。
ただ、デリケートゾーンのような繊細な個所に適したオペではありませんから、
現実的には最初から選択肢に入らないケースが大半です。

 

ですが「電気凝固法」というオペは非常に意義深いです。
このオペでは、電気ニードルを皮膚に刺し込んで電流を通し、
アポクリン汗腺を焼いて凝固させて、発汗をシャットアウトしていきます。

 

なんとなく物騒に感じるかもしれませんが、痛みがほぼ皆無で、手術痕もほぼ残らず、
コスト的にも約15万円に落ち着くなどと、良い事ずくめです。
現状では、この電気凝固法がすそわきが治療の最上のオペであるとされています。

 

ただ、やはりデリケートゾーンのアポクリン汗腺の分布がややこしい事が誘因で、
電気凝固法をもってしても、1回のオペで完全に治る事はほぼあり得ないようです。
デリケートゾーン 臭い ケア